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あなたは皇女様で
あなたは体に燃え上がるものを秘めていて
あなたは彼の隣りに並ぶことが出来て

あなたは誰よりも少女らしく
あなたは快活で明るく
あなたは彼の元へ誰よりも近付く

私は普通の女の子だから
私は元気だけが取り柄だから
私は彼に追いつけないから

私は女らしさが欠けていて
私は自分からは動けなくて
私は彼に近づけなくて

彼女と代わる事ができたら
自分が特別と思えるのに
彼の助けに成れるのに
そして頼ってくれるはず

彼女と代わる事ができたら
一人の女として関われるのに
気兼ねなく彼と話ができるのに
そして他愛のない日常が過ごせるはず

「ブレイズ、あなたはちょっとカタすぎるの
 ちょっと真面目すぎるの
 肩の力を抜いて、ほら楽に」

「エミーは、少し落ち着いたらいい
 少しお淑やかになるといい
 懸命になり過ぎず、気を楽に」

結局私たちは無い物ねだり
結局私たちはお互いを羨むだけ
そう思ったら、ほら、どちらともなく笑い合った




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「……で、カオスコントロールで未来から来ちまったと」
「そーゆーこと」

エッグマンの手により大陸がバラバラに分かれていた頃。
未来から来た俺はそう言うと、ここも懐かしいなぁ、なんて夜のスパゴニアの街並みを眺めている。

ということは、少しは成長している……のか?
どの程度先なのかわからないが、今の自分と大差ない気がする。
チップなんか、ソニックが二人いる!なんて大はしゃぎだし。

まぁそんなすぐにニンゲン変わるものじゃないよな、ブレないという点では実に俺らしい。
それがある意味「未来の自分だ」という言葉を信じるポイントになったわけで。
まぁチップは何も考えずに信じてしまっているわけだが。ソックリな奴だったらどうするつもりだ?シャドウとか。

「チップ、カメラあるか?」
ピン、と閃いた未来の俺はチップを呼ぶと、自分をモデルに写真撮影をし始めた。
いやー、夜景だと変身した状態でしか撮れなかったからさ。
それは何も未来でまた来れば良いじゃないか。

未来で何があった?時空を超えるような大きな事態が起きただろうに、目の前の俺はお気楽そのもの。
まさかエミーから逃れる為に……?いや、そのうち同じ運命を辿るんだ、聞かないでおこう。

「そうだ、並んで撮ろうじゃないか!」
ナイスアイディアとばかりに指を鳴らした。まぁ、変身前後の姿が同時に写るなんてないからな。
大学前の噴水広場で、街の人にお願いして、三人並ぶ。

パシャ。フラッシュが煌めき、二人は早速写真を確認しに駆け寄る。
その間、俺自身には、何か、心の奥から、疼き、湧き上がるような、何かが……
「うぅ……!」
不快な気分に耐えきれなくなり、膝から崩れる。異常に気付いた未来の俺は驚きに目を見開いていた。

「しまった、フラッシュで取り憑いたダークガイアを呼び起こしちまった!」
しっかりしてくれよ、俺。薄れゆく意識の中、後始末を二人に託し、闇の中へ堕ちた。




お題 ルーシャド 罪悪感

久々に文章書きましたー(ひぃぃ)
クラソニとウェア お題 悪ふざけ
 
「うーん…どうしたもんかな。」
 
なんでこんな事になっちまったんだろ。
オレは鋭い爪の先で頭をぽりぽりと掻いた。
もうダークガイアはいない筈…じゃなかったのか?
自分の一回り大きくなった体を見回す。
ふさふさとした体毛、筋肉のついた逞しい上半身。
 
まあ、考えていても仕方ない。
 
「こうなったら久しぶりに暴れてやるか!」
 
夜空に向かって雄叫びを上げる。
闇を切り裂くオレの叫び。冷えた夜気がビリビリと震える。
久しぶりの感覚にオレは酔いしれた。
 
がさ。
突然近くの茂みが揺れる。
咄嗟に音のした方を振り向くと、見覚えのある青い影が飛び出してきた。
 
「なん…っ!!お前は!」
 
クラシックだ。
以前一緒に失われた時空を取り戻した。
しかし、この姿のオレを見た事は無いはず。
 
小さいオレは敵意を剥き出しにしてスピンアタックの態勢を取る。
 
「ちっ!」
 
オレは手を伸ばしてその青い丸を抑えこんだ。
いつもより力の強いこの体は、クラシックを容易く捕えた。
 
「!!」
 
まさか自分が抑え込まれるとは思っていなかったのだろう、クラシックは驚いたように回転を止める。
ちょっとからかってやるか。
オレの中にそんな感情が芽生えてきた。
 
押さえつけたまま、腕を戻す。
オレとクラシックの距離が近くなる。
牙を剥いた恐ろしげな狼の顔を間近で見ても、その黒曜石色の目は怯えるどころか逆に強く睨みつけてきた。
 
そういうところ、嫌いじゃないぜ。
 
心の中でニヤリとしながら、クラシックの柔らかそうな腹をべろり、と舐める。
 
「…!」
 
びく、と跳ねる小さな青い体。
そのまま、つう、と頬まで舐め上げる。
耳をぺたりと下げ、目をぎゅっと瞑り、熱い舌の感覚に耐えているクラシック。
いつのまにかオレの芯は熱を持ち、硬く勃ち上がっていた。
 
そんなつもりじゃなかったのに。
 
久しぶりの体は欲を持て余していたらしい。
この衝動を抑える事は,どうやら無理そうだった。
 
 
 

「う・・・はぁ・・・動くな・・・」
「貴様が動かないから、僕が動いているだけだ。」
「ぐっ・・・!」

GUNの研究員たちは、実態のあるホログラムを作った。
しかもそれは、あってはならないなホログラムだった。
生身の僕が勝負を挑んだところで勝ち目がない相手を、GUNの研究員たちは知っていた。
データベースから簡単にデータを引きずり出し、僕を精神や肉体的に陥れるつもりで、それを作り出したのだろう。
同じ人物同士でその侮辱的な行為を行うなど、本来なら言語道断である。

「大人しくGUNの命令に従っていればいいんだ。」
流石ホログラム。僕が絶対にいわないことを、淡々といってのける。
「あ、、、!!」
否定しようとした僕の口からは、女のような甘ったるい声が漏れる。
「いつまで持ちこたえられる?シャドウ。」
黄金色のホログラムは、よりいっそう目を輝かせた・・・。

 

 

 

knuckmaria.jpg

































夢の中で出会ったのは、

どこか、記憶の片隅に仕舞い込んでいた、物儚げな少女



彼を助けてくれて、

ありがとう、



さようなら




その透き通った、 声の余韻は、



見慣れた島に戻った今でも、続いていた






みたいな夢オチ


「ホーッホッホッホッ!また会ったなナックルズよ。」

「またお前か!もう騙されねぇからな!」


思えば、この卵野郎に何回騙されたことか。
何が「改心すると心に誓う!!!助けてくれナックルズ~!!!」
ッだ!!
おまけに「にらまんじゅうセット持ってきてやったぞ~ほれほれ~」
ッだ!!!!
食いたくなるだろうがこの野郎!!!

毎回毎回、ソニックがっていいやがるけどよ、いや確かにソニックはいけすかねぇ時は山ほどあるけどな?
もう騙されねぇ。
絶対騙されねぇからな!!


ぎろりと卵野郎を睨んでやると、あいつ、急に泣き出しやがった。

「こんな老耄を信じず何を信じるのか、、、!ナックルズだけが頼りだというのに、、、!お前のようなば、、いや素晴らしい才能をもったハリモグラにこそ協力してもらいたいことがあるんじゃ、、、なのに、、、う、、、」

「素晴らしい才能・・・」

「そうじゃ!本当に心を入れ替えたんじゃ、どうかひ弱なわしを助けてくれんかのぉ・・・」

「わかったよ、そこまで言うなら力を貸してやってもいいぜ?」

「うぉ、それでこそバカのきわ、、、いや世界一のトレジャーハンターじゃ!恩にきるわい、ホーホッホッホッ!」

 ~彼はまた、簡単に騙されるのであった。~

クラブ・ルージュの艶やかで煌びやかな内装に、彼女は余りにも似合ってなかった。彼女の子孫であるという堅物なハリモグラがこの状況を見はなら、連れ込んだのか! だとか、失礼なことを言われそうだ。ルージュはグラスを片手に想像の中のハリモグラに対して、ため息をついた。

「……すみません、無理を言ってしまって」
「いーのよ、気にしなくて。アタシがオッケーしたんだから。それに今のは、あんたに対してじゃないわ」

そうですか、と納得しきれない顔を浮かべながら、ティカルは目線を元に戻した。彼女が真剣な目で眺めているのは、映像と音を吐き出し続ける箱、テレビだった。内容は情報を伝えることだけに特化した、面白味のないニュース報道。
ルージュはニュースには意識を向けず、グラスを傾けながら宙を見る。テレビから放たれている情報には、ルージュの興味を惹くものが無かった。やはり目ぼしい情報は、待っていても入ってこないものなのだろう。ならば自分から動いてみようか、例えばあの巨大なエメラルドをもう一度狙ってみるとか。

「ルージュさん、これは?」
「えーとねぇ、それは――」

ティカルが分からないことについて質問する、それをルージュが説明する。それは今まで何度か繰り返したやり取りだった。カオスと共に残った意識だけの少女は、この時代のことをもっと知りたいのだという。しかしそれは独学では難しく、協力者はどうしても必要だった。彼女は辞書に触れられない。
そんなティカルの前に現れ、協力を申し出てくれたのがルージュだった。気だるげな、あくまで何かのついでのような言いようだったが、その内容は彼女の全面的なバックアップだった。ティカルはルージュに感謝しているが、疑問はある。

「どうして、助けてくれるんですか?」
「そーねぇ……恩返しみたいなものよ」

ルージュの目は、積極的に何かを楽しもうとする光があった。

「アタシもあんたの子孫に、この世界について教えて貰ったの。今まで知らなかった、別の見方をね」
エミー ブラックスミス 俗に言う一目ぼれ



ソニックに(半ば無理やり)連れて来て貰って、アタシは今異世界の土を踏んでます。
まさか絵本の中の世界に立ってるなんて、まるで夢みたい!
そんな夢みたいな世界での冒険を、ソニックはもう何度も体験しているのよね。羨ましいなあ…。

「ソニック、王様なんでしょ?色々案内してよ!」

そうして連れて来て貰った城下町。
ナックルズやシャドウがソニックに仕える騎士だって言うのもびっくりしたけど、ここでもびっくりしちゃった。

「えーっ、うっそーテイルスー!?あなたもこっちに来てたの?」
「えっ、ええと…何故貴女様が此方へ?」
「えっ?」
「スミス、こいつはあの貴婦人様じゃなくて、そっくりなお転婆さんさ」

からからと笑いながらアタシの頭をぽんと叩く。
そんな仕草も、ソニックにして貰うのなら大好きだなあ、なんて思っちゃう。
結局この人も、テイルスのそっくりさんで、全く違う人みたい。
…さっきからずっと見られてる気がするけど、そういえば、貴女様なんて呼ばれたんだっけ。

「アタシのそっくりさんも、この世界に居るのね。どんな人なの?」
「湖の貴婦人、ニミュエ様です。会ってみれば分かりますよ」
「まあ、そっくりなのは見た目と声だけだけどな」

アタシが睨んだら、それは他のそっくりさんも同じようなもんだろ、と言われちゃったけど。



「…あの、もし宜しければ、貴女のお名前を」
「アタシ?アタシはエミー、エミー・ローズよ!宜しくね、えーと、スミスさん?」
「ブラックスミスです。宜しくお願いします、エミーさん」
「何だかくすぐったいわ、良かったらエミーって呼んで!」

にっこり笑うと、スミスの顔が少し赤くなったみたい。
あれ、そんなに今日は暑かったかしら。ちょうどいい位なんだけど。



暫くお喋りをして、また来るわね、と手を振ったら、ちょっとはにかんだ笑顔で手を振り返してくれた。
テイルスのあんな表情は見たことないかも。どうしたのかしら。
ソニックは何だか複雑な顔してるし、変なの。



「…陛下の大切なお方に、僕、なんてことを…」
まさか一目惚れした、だなんて、言えるわけもない。
ニミュエ様にそっくりで、なのに明るくて元気な、可愛らしいお人。
どうしよう、と両手で頭を抱えたり顔を隠してみるけれど、暫くは商売にならなそうだ。

今日は閉店にしよう…。
そっと前掛けを外して、カーテンを閉めた。
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