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は、早く騎士様に似た人を助けないと!!!・・・でももう少し・・・・修正


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悪を斬るのは楽しいなっと
カリバーン「よくやった!」
 こいつが!こいつが俺たちの世界を滅ぼした元凶!俺はどろどろとした忌むべき感情が脳細胞を溶かしていくのを味わっていた。俺の前にはやつがいた。災厄の影、形持たぬ結晶、イブリースの片割れ、ソラリスの欠片。そう、メフィレス、メフィレス・ザ・ダーク。憎い、こいつが憎い。こいつさえいなければ。こいつさえ!!俺の発した燐光がメフィレスを完全に征服していた。ここにあるのは絶対的な力の差。それだけだ。
祈れ!死を持って平和を祈れ!お前の命の全てをささげろ!お前のために十人死んだ。お前の為に万人死んだ!お前の片割れが暗雲を呼び全てを打ち倒した。ならばお前も死ぬべきだ!俺たちの仲間と同じくして死ぬべきだ!みんなのためにお前が死ね。何回でも何回でもその身体を虫のようにのたうちまわらせてやる!それが死んだ仲間への手向けだ!

それで…。僕は誰に祈ればいいんだい?神か?それともそれに類する何かの偶像か?それでもいい。そして…手に入ったかい?君が求めた平和は、死んだ仲間は?僕は君の手によって死ぬだろう。造作もなく虫のように。君を生かす為に十人死んだ。君を偶像とした祈りに何人死んだ?その異能の力に何人死んだ。

うるさい!殺したのはアンタだろう!

いいや違うね。殺したのは僕達の意思だ。だが死んだ原因は君にあるんだ。シルバー。彼らを引き連れて、僕らを追ったのは。怒りをあらわにして、平和を歌いながら死地へと誘ったのは君だよシルバー。

俺は!俺は!!

祈ればいい…その神とやらに。君の罪を許してくれって、何度も何度もしつこく頭を下げて。許してください。許してくださいって。なきながら祈れば良いじゃないかシルバー。祈っても祈っても。君の罪は晴れることはない…。






空が晴れていく。片割れであるイブリースもどこかへと消えていく。あれだけあったどろどろも嘘のようにどこかへいってしまった。しかしそれとは別に冷たく硬いものが沈んでいく感触をいつまでも味わって
いた。

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 彼は眠っていた。岩に突き刺され封印されていた。持ち主が現れるのをひたすらにまっていた。永い永い間ただただ待つばかりであった。眠っていたけれど外の様子はよくわかった。雨が自分の身体を打ち付ける冷たさも、動物が自分のまわりを跳ね回る様子も、雪が自分の冷たい刀身を一層に冷たくするのも、分かった。そして何人もの猛者が我こそは王にならんと自分に挑戦するのも分かった。しかし大概諦めて去っていく。彼は、カリバーンはそういう身の程しらずが落胆するのを見て、お前に王の資格がある訳無かろう、たわけが、うつけが!と馬鹿にするくらいしか、楽しみがなかった。
やがて、誰も自分に挑戦しなくなった。ささやかな楽しみすら奪われてもカリバーンは一向に気にしなかった。自分は大聖剣であり、時がくれば必ず誰かがものにすると。そう信じていたからだ。刀身が鋭さを無くしていっても、砂が彼に細かな傷を付けても、彼は一向に気にしなかった。
遠くで声がする。彼は久々にうつけが現れたかと、ほくそ笑んだ。大きな手が自分の柄を握り締める。そしていとも容易く封印をといてしまった。彼は永い時を経てようやく目覚めた。驚いたのは確かだが、封印を解かれた事が純粋に嬉しかった。
しかし、自分の封印を解いた、王の資格を持つものは、なんと人間ですらなかった。ハリネズミであった!




それからは酷かった。何しろそのハリネズミときたら、剣の心得すらないまったくのヒヨッコだったのだ。まだそれだけなら私の広い心は平静を保っていられただろう。奴ときたら私を鈍器だとでも勘違いしているのか、ぶんぶん振り回して、剣の腹を当てるわ、壁に突き刺して滑走するわ、私がアドバイスすれば口答えするわ、相当であった。挙句の果てには「ナマクラ!」と罵られた。今まで辛いのを飲み込み待ち続けた私でも流石にきれた。由緒ある私にこともあろうがナマクラだと!!道中口げんかが絶えなかった。私が!!!!といえば奴は!!??!と返す。しかしながら奴の素質は相当なものだったらしく、必殺のソウルサージですら易々とこなすようになった。くそ生意気な。と思う反面嬉しかった。私はやっと剣として、聖剣としての役割を全うできるのだ。

「let's go!いくぜナマクラ!」
「たわけ!ヒヨッコ!」

本当に厄介だ。憎まれ口を叩こうと、どんなにヘラヘラしていようと、真っ直ぐな瞳に王の風格を見てしまう。そう奴こそ私の持ち主、大聖剣エクスカリバーを所持するに相応しい王だということ。よりによって私をナマクラ呼ばわりする奴を、私自身、あらゆる意味で奴を認めざるをえない。それが厄介だ。
つうと、一筋の涙がジェットの頬を伝った。荒野で明けの近い夜空を眺めながら考え事をしていると、ふとナーバスになってしまう。普段まったく考えていない ことを、余計な事を考えてしまった。もしこの盗賊団が解散してしまったら。もし皆いなくなってしまったら。ありもしない不安が彼を襲った。

「ケッ。らしくねえ。らしくねえにもほどがある。ああーあ、やってらんね」

ゴーグルをかけ、砂を払って立ち上がった。こんなときには走るに限る。こんなみっともないところを見られたくもない。そういう理由からジェットはギアを起動して飛び乗った。何時もおもうがウェーブのチューニングは天下一品だ。痒い所に手がとどく。
さて、出発しようという時に後ろから声が聞こえた。

「あら、ジェット様。一緒に走りましょう。今日は夜風が気持ち良いですよ。」

最悪だと思った。一番ないている所をみられたくない人物が現れた。盗賊団の首領として、情けない涙目なんてみせられない。ジェットは「鬼ごっこだ!できるもんなら捕まえてみな!!」と叫んで飛んでいった。

「ちょっと!待って下さいよ!」
「へん!俺様にタッチできたら、なんでもいう事きいてやるよ!」
「いいましたね?」

涙なんて見せないぜ。俺は首領ってのもあるけど惚れた女にはいつもかっこいい俺だけを見てほしいんだ。

朝焼けが荒野を走る二人を照らす。ジェットの後ろ姿を追いながらウェーブは「やっぱり走っている首領が一番かっこいいわ。感傷に浸って泣いちゃうジェット様もかわいいのだけども」と考えたのだった。



「暇ダトハ 思ワナイカ」
「急になんだワイナ」
「俺ノ 次の出番はイツナノカ。ソシテオマエ の 出番モイツナノカ。」
「俺は知らんワイナ。ソニチでも問い合わせてみるワイナ」
「あっ。もしもし 株式会社セガの方ですか?ソニックチームの方々に質問があるのですが・・・」
「本当に問い合わせるバカがどこにいるワイナ!ていうか自然にしゃべったら駄目だワイナ!」
「俺は常に改良が加えられテイル。初音ミクなどのデータを元に自然ナ音声を発するコトが可能ダ。」
「アノオッサン自分デ作る気が無いワイナ。やる気が感じられないワイナ」
「実は俺ノ部品、発注シタ部分がアルッテ言われて三日落ち込んだンダ・・・。」
「気の毒だワイナ・・・」

ところで、とメタルが話を中断させた。

「何故俺ガ バビロン盗賊団に捕まッテイルノカ。説明をタノンダ。」
「最近、あんまり暇だからってウェーブがご乱心だワイナ。なんでもいいからメカ連れて来いって言われたワイナ。」
「デ、ソノうぇーぶトカイウ ヤツは、オマエの後ろで楽しそうに工具をイジッテルアノ女じゃアルマイナ。」
「そうだワイナ」
「ヤメロ!ヤメルンダ!アノ女サッキ 解体!解体!一役買いたいィィーっ!って日本ブレイク工業歌っテヤガッタ!間違いなく解体サレル!」
「大丈夫だワイナ。その後きちんとエクストリームギアとして生まれ変わるわいな。」

「さあ。メタルちゃーん!お楽しみタイムよー!」

「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

次の大会に出場したチームバビロンはぶっちぎりで空の向こうに飛んでいったという。
何故じゃ。何故ワシは誘拐してきたハズの仔ウサギの部屋でのんびり茶をすすっているのじゃ。

「おいしいデスか?エッグマンさん!」
「あ、ああ美味いぞ。」
「良かったデス!」

茶だけならまだしも、クッキーとケーキもご馳走になり、ママさんまででてきているのか?

「まだお代わりはありますからね?遠慮なさらず。」
「こればどうもどうも…」


そうだ、事の発端は、ソニック!奴じゃ、奴をおびき出そうと、適当にこのウサギを誘拐したのじゃ。




「ほーっほっほっ!そこな道行く仔ウサギ!おとなしく捕まるがいいわ!」
「あ、エッグマンさん!お久しぶりデス!」
「あ、これはどうもご丁寧に。って、違うわい!こんな呑気に挨拶しとる場合じゃないんだよ全くもう!」
「どうしたんデスか?エッグマンさん。」
「ワシはな!ソニックを誘き寄せるためにお前を誘拐してじゃな…」
「エッグマンさん、ソニックさんに会いたいんデスか!?」
「いやお嬢ちゃん。会いたいとかじゃなくてね?」
「今日ワタシの家でパーティするんデス!ソニックさんも来ますよ!」
そういうとこの仔ウサギが走りだしおったのじゃ、速い、早すぎる!途中でなんかブーストはかかるわ、グラインドはするわ、でたらめじゃ!
何?なんなの?追い付けてるワシもなんなの?まあ本気出せばスーパーソニック並のスピードはでるんじゃがな…。
そうそう、そしてまたこいつの母親がのう、もうすんごいの。人の話は聞かないわ、子供がオッサンつれてきて普通に家にあがらせてクッキーを持ってくるわ、でたらめじゃ。
まあおいしくいただいてるんじゃがな…。

「HEYクリーム!」

おぉ、ソニックめ!きおったわ!あれ?ワシ、ソニックと戦うの?生身なのに。

「ソニックさん!今日はエッグマンさんもきてまスよ!」
「whaaaaaaaat!?エッグマンめ!何たくらんでやがる!」
「ソニックさんにあいたいそうデス。ワタシの部屋にいマスよ!」

さっき玄関で会話していたと思ったのに、もうこの部屋のドアからソニックが現れた。この忌々しいハリネズミめ。

「エッグマン…何やってんだ?」
「みてわからんか!茶をご馳走になっておるのじゃ!貴様もさっさとすわらんか!」
「あ、ああ…。」

ソニックめ、混乱しておるようじゃ、ワシの言う事を素直にききおって!

ぶう

ほーっほっほっ!ソニックめ!ワシが仕掛けたおならクッションに引っ掛かりおったな!

「エッグマン!」
「ほーっほっほっ!引っ掛かるお前が間抜けよ!」
「やるか!」
「望む所じゃ!」

「はいはい、二人ともエクレアはいかが?」

「とりあえずエクレアを食べようかエッグマン。」
「ああ、そうじゃな、最近イライラしていかん。」


この日、クリーム宅では、エッグマンがソニックと並んでおやつを食べるという不思議な光景が繰り広げられた。
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