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「おイタが…過ぎたようだな?」

突然の光。暗闇に囚われたオレを眩く照らす、奇跡の輝き。

「…何故、オレが居る?」
「過去を修復しに来た」

目前に舞い降りた「ソニック」は、ルビーの瞳を睨みつかせた。
絡んだ視線の先、ルビーに映ったのは澱んだ暗い瞳。

「…怒り。悲しみ。憎しみ。負の感情に飲み込まれてしまったオレ自身を、ねじ伏せに来たのさ」

選択肢を間違えてしまったせいで、「ソニック」は後悔に駆られるのだ、と。

「…どうやって止めるつもりだ?『ソニック』さんよ」
「この力にかなうわけがないと、自分自身がよぉく知ってるはずだろう?」

ニヤリと不敵に微笑う表情は、「ソニック」そのもの。
どちらが自分なのかわからなくなるほど、引き込まれる。

「…目を覚ませ!最善の選択肢は、この先には無い!!」


瞬間、爆発的に湧き上がったエネルギーがぶつかり合い、自分同士の闘いが始まる。
交差した運命は、どちらに転ぶのだろうか。
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