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エロです。
さげます。


思えば、始めを覚えていない。
気付けばこんな事になるなんて。
馬乗り状態でオレの腹上で艶めかしく腰を揺らす相手は、普段の澄まし顔からは想像もつかない程に扇情的で、ゴクリ、と自分の喉が鳴るのがありありと感じ取れた。
好戦的なヤツの瞳は、さながらガーネットのように煌めき、濡れた光を放つ。
相手が揺れる度に、ジュブ、と濡れた生々しい音が響いた。
耳からすら犯されている感覚と自身を包み込んで締め上げる中の熱さに、意識を持って行かれそうだった。


痴態を晒しているというのにそれでも恥じらいというものが残っているのか、見上げるヤツの唇には己の手袋がくわえられていて、時折くぐもった声が漏れる。
いっそのこと全てを余すことなく見られたらと腕を伸ばすが、それはさらりと弾かれてしまった。

「ふ…君は、大人しく見て、いろ」

余裕たっぷりの表情で、誘うかのように見下ろされた。
と、指先に何が硬質な物体の感触。
視線を動かせば、淡く輝きを放つ奇跡の宝石が無造作に転がっていた。
相手に悟られぬように、ゆっくりとその石を握り込む。力の奔流が体内に流れ込んで来た。

「っ…!?」

白の体毛が、鮮やかな金を纏う。
増幅されたエネルギーと共に、相手を淡青の光が包み込んだ。
くるりと視界を反転させる。
繋がったままの体勢の変化に、小さく悲鳴じみた声が上がった。

「…形成逆転だな?シャドウ」

悔しそうな表情を浮かべた女王様の最奥に、勢い良く自分の欲を叩きつけた。
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