新しいカテゴリーに名前を登録後、自分の作品投稿の際にカテゴリーをつけてください。
題名には、キャラとお題も入れてください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
それは本当にあるという・・・
「呪われたサイトだぁ?そんなモノあるわけないじゃん!」
「そー思うんだったら見てみろって・・・オレもう怖くて仕方ないんだよ・・・」
珍しく気弱にソニックが言うものだから、仕方なくシルバーもそのサイトを見た。
見れば、まあ怖そうなデザインではあるが珍しくもない怪談小説の投稿サイト。創作にビビったのか?
シルバーは愉快そうにほくそ笑んだ。
シルバーはお化けは平気だ。だけど「なんかよく分からないモノ」が苦手だ。
お化けじゃないのかとか言わない。お化けはお化けってちゃんと分かってるんだ。
だから、怪談小説はゾクゾクするけど、怖くなんかない。うん、怖いなんて事ない。ツクリモノなんだから。
「この小説がさ、何もなくってさ・・・」
ページを開く。見れば、本当に何もない。・・・・製作者のミスか?
「それで怖いってのか?ソニックは臆病者だなぁ」
そう言ってシルバーが「戻る」の独特なアイコンをクリックした。途端。
パソコンを埋め尽くす、奇怪な映像と声。異常な姿の化け物の絵。
呪いの雄叫びを上げるそれに、シルバーは絶叫して・・・・意識を失った。
困った事に、意識を失ってもその化け物がシルバーを追いかけまわしてきた。最悪だ。
「・・・・あらら」
気絶までするか?流石に。
ソニックがブラウザを閉じた。映像と音は一瞬で消え去った。
この小説サイトには色々と「怖い」仕掛けが沢山施されているので、最近ネットで有名だったのだ。
それでからかおうと思ったのだが、ここまで効くとは。
「まあ、アレだよな。結局は生きた人間のする事が一番おっかないって事か」
起きたら、そうだな。少し励ましてやろうか。
そのサイトは、本当に何処かにあるという・・・
PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カテゴリー
最新記事
(08/26)
(07/31)
(07/31)
(07/31)
(07/31)
ブログ内検索
フリーエリア