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普通のセックスはもう飽きた。
いきなりそんなことを真顔で言い出した恋人に、自由翻弄な恋人でさえも苦笑した。

「お前なぁ、これ以上どうしろと」
「何か無いのか」
「何かって言われてもねぇ・・・」

だって、試せることは粗方試し尽くしたようなものだ。
だが、不老不死の身体に溢れるエネルギーが覚醒した性欲を更に刺激するループが起こっていて。

「言っとくけど、ドラッグセックスだけは絶対にやんねーぞ」
「君を廃人にする心算は無い」

僕に付き合える相手が居なくなるだろう、と言うのは多分本心だ。
今更、本当に今更だけど、厄介な奴を捕まえたなと思う。
この俺でさえも手に余るのだから。

「んー・・・」
「・・・だが、薬を使うとそんなにいいのだろうか?」
「だから嵌って抜けられなくなるんだろ」
「・・・近い効果を持つものがある」
「へ?」
「近々用意するから、今日は適当に悦ばせてみろ」
「・・・はいはい」

お前には敵わねえよ、と抱き寄せる。
適当に、と言われても今まで試した方法は数数多。
さて、こいつが特に気に入っていたようなのは何だったっけ。
とりあえず「玩具箱」を開けた。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「で」
「ああ」
「どっから集めた」
「僕は究極だぞ」

その一言で説明出来てしまうのだから恐れ入る。

「・・・まあ、薬に近いっちゃあ近いよな。潜在能力を引き出すって点じゃあな」

ま、それでこの高そうな家、壊れなきゃいいけどな。
ベッドの上に散りばめられているのは、7つの奇跡の宝石。
神秘的な輝きを内から放つそれ。

「・・・使うのか?」
「ナックルズにばれたら殴り殺されるからな。黙っていろ」

本気のようだ。まあ、言ったら聞かないお姫様だもんなぁ。
ふわり、と宝石が浮いて、薄暗い部屋を淡く照らした。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「あっ、あぁあっ・・・!ひ、ぁ、そにっ・・・ふあぁあ・・・っ!」

凄い。今の彼の痴態を見るに、今までのセックスは一体なんだったんだろう。
これまでに見せたことの無いような表情が酷くそそる。
何度も達して、漆黒と深紅の体躯を真っ白に塗り潰して、それでも尚絡んでくる。
快楽に染まった思考が欲望突き動かすのだろう。身体が積極的に揺れていた。
艶やかな笑みすら浮かべて、・・・その笑みははっきりとよく見える。
俺達の身体が強く照らすから。

「こ・・・っの、淫乱・・・っ!」
「何とでも言え・・・っあ!」

腰を抱え込んで強く突き上げれば更に善がって。
こんな強い快楽を知っては、俺ももう戻れやしないだろう。
薬は要らない、これがあればいいや。
まったく、こんな甘露、知りたくなかった。

「責任取りやがれよ、究極さん・・・!」



宴は延々続く。
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うわああ(*´Д`*) かっこいいやあ すごいゴチでしたあ エロいなシャドウさん・・・
ぽぽ 2009/08/27(Thu)02:51:23 編集
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