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 別に俺が、こんなカッコ悪いことしなくても良かったんだけど。




骨まで軋むほどの重力がソニックの体を地べたに撫で付けている。その頭上で息を切らし、勝ったと言わんばかりの銀鼠が、顔を横切る汗さえぬぐうことを忘れてそのパワーを誇示していた。薄ら笑いすら浮かべて。
「ソニック、オレの勝ちだな」
全力、いやかなり必死だったんだろう? でなきゃとっくに勝負はついてる。
「……で、俺を、どうするって?」
体勢は絶望的でありながら、なぜか余裕の表情を見せるソニックに、シルバーは苛ついた。と同時に増す「征服欲」、「蹂躙欲」。思わず打ち消すように雄叫ぶが、喉仏が震えてしまう。ソニックがそれに、気づかないわけがない。

「やれば」
「な、」
「やりゃいいじゃん、俺、お前の力で動けないし、見てみな、足も閉じられない。チャンスだろ?」
唾を吐き、笑ってやる。正義感強いやつにこういう挑発は効果大なんだ。
「……ば、馬鹿にしやがって!」
二三度擦り上げて勃たせたペニスを、ソニックの狭間に宛がう。尻尾を持ち上げて挿入を促す。そうやってる間に、ソニックを押さえつけていた力は何処へと消えてしまったけれど、ソニックは知らないふりをする。

シルバーは上に立った優越感に浸りつつ、でも少し悔しそうに腰を振っていた。
「畜生、ちくしょう……っ」




囚われたのは、ソニックでなく。





080819shanghairuby
しるそにか。しるそになのか。


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