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エロですよー




「待てソニック!逃げるなっ!!」
「これで逃げないほうがおかしいだろっ!」

ソニックとシルバー
只今(プチ)鬼ごっこ中。








始めはほんの些細なきっかけだったのだ。
いつものように集まって、シャドウの料理に舌鼓を打ち、とりとめのない会話ばかりで。
そんな中ソニックが取り出したのは、シャドウが好きな度数の高いアルコールだった。

「これ、勝手に呑んだら不味いんじゃないのか…?」
「No problem!別にまた買ってくればいいじゃないか」

シルバーの静止も聞かず、ソニックは瓶の蓋を取り、容器から琥珀色の液体をグラスへと流し込む。
それは甘やかな果実の香りと共に、上品な淑女のような雰囲気をかもし出した。

「な、なぁソニック、拙いって…!」
「なんだよ、どうせならお前が先に呑めよ!!」

そう言うとソニックは何とかして止めようと考えあぐねるシルバーの口へと液体を流し込む。
雀の涙程にしか摂取していない筈なのに、シルバーの頬は薔薇色に紅潮し、金の瞳は艶やかに潤んだ。
まるで生娘が始めて酔ったようだとソニックが感想を漏らしたのも束の間、ドサリと仰向けに倒される。
気付けばトロンとした瞳のまま腰を擦り付ける、娼婦の表情をしたシルバーがそこに居た。

「S,STOP!冗談だろ!?」
「なぁ、ソニック…なんだか凄く熱いんだ…」

浮ついたままシルバーはソニックのなだらかな腹から足の付け根までゆっくりとした速度で手を這わせる。どうにかして酔いを醒まさせようと体を動かそうとするが、淡い閃光が体を包み込んでいる所為なのかソニックは指一本すら満足に動かせなかった。

「シルバー!!正気に戻れって!!」
「生憎だけど、オレは本気だ」

ニコリと優しげに笑みを浮かべる癖に、その金の眼は情欲に塗れて熱を欲す。
一瞬の隙を見計らってシルバーを突き飛ばし、音速を誇る足で逃走を図った。






「飛んで来るなんてフェアじゃないぜ!!」
「悪かったな、狙った獲物は逃がさない主義なんでね」






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