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同じスーパー化でも体への負荷は違うのかという話をしたことがある。



「ん・・・いや、負荷自体は同じだと思うぜ。あれやるとしんどいし」
「そうは見えないが」
「長丁場は精神的にきついんだ」
彼はそう言って手首をさする。そこには何もついていない。肉体的ではなく、精神的という言葉が少し意外だった。
俺は多分つけない方がいいんだと彼が笑う。何故と問うと、忘れないためにと抽象的な答えが返ってきた。
「戦っている内にさ、何を守りたいとか、悲しいとか痛いとか、全部忘れて壊したくなる」
「・・・それは」
「思考が食われるんだ」


そしたら俺はどこに帰ったらいいんだろうな?


笑って誤魔化そうとする本音に気づいてしまうのは、結局本質が似ているからだ。
誰も彼を止めてはくれない。
その事実が、彼の自制に繋がっている。
腕の飾りの有無は、その具体例に過ぎない。


後先を考えずに全力で戦うのは自分を省みない行動だから、責められることには慣れている。
それが出来るのは自分が帰ることを考えていないからだろう。
だけど彼に帰る場所が無くなれば、そもそも戦う理由も無くなるのだ。


背負うもへの自覚が人を思い止まらせるなら、
何も持たない自分には装飾品の方が相応しい。





2008.8.19
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