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部屋の隅の棚に、シンプルな写真立てを見つけた。
「なあシャドウ、この人誰だ?」
「ん?」
かたんと手に持ってみる。中身は紙媒体の色褪せたセピア写真で、微笑みを浮かべる女性が大きな窓をバックに佇んでいた。
背景は…地球?
「…僕の大切な人だ」
「えっ?」
「マリアという。彼女はまさに聖母の名に恥じない、清らかな優しい娘だった」
ひょいとシルバーの手から写真立てを取り、彼女の笑みを己に映した。
「生きていれば、さぞ美しい女性となったろうに」
他人の好き嫌いは結構はっきりしているシャドウに、ここまで想いを寄せる存在がいたなんて。
シャドウが立て直した写真立てを、彼が席を外したときにこっそりパタンと倒した。
こんなちょっとしたことくらい、と、知らない振りしちゃってさ。
「なあシャドウ、この人誰だ?」
「ん?」
かたんと手に持ってみる。中身は紙媒体の色褪せたセピア写真で、微笑みを浮かべる女性が大きな窓をバックに佇んでいた。
背景は…地球?
「…僕の大切な人だ」
「えっ?」
「マリアという。彼女はまさに聖母の名に恥じない、清らかな優しい娘だった」
ひょいとシルバーの手から写真立てを取り、彼女の笑みを己に映した。
「生きていれば、さぞ美しい女性となったろうに」
他人の好き嫌いは結構はっきりしているシャドウに、ここまで想いを寄せる存在がいたなんて。
シャドウが立て直した写真立てを、彼が席を外したときにこっそりパタンと倒した。
こんなちょっとしたことくらい、と、知らない振りしちゃってさ。
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