狼さん ルージュ 使う？ ※微エロ

ちょいエロ！

｢あら、今日は違う感じじゃない｣

満月の晩、見上げれば色香を纏う蝙蝠が、妖艶な笑みを浮かべた。



｢ドクターもよくやるわよね、どうなってんのかしら｣

普段のつるんとした腹や、細く流線的な肢体は見られない。
ふわふわとした長い毛に覆われた先、鋭い爪が見え隠れしている。
グル、と鳴る喉に手をやり、引っ掻くように指を蠢かせれば、心地よさそうに瞳を細めた。

ズシン体重が乗せられる。見上げる形になった狼の瞳は、欲に塗れていた。











｢っ…ん、ぁ｣

ナカを灼熱が溶かしていく。力強いグラインドに、思わず声が上がった。
お互いの体液が混ざり込み、グチュリと淫猥な音が思考を、脳を麻痺させていく。
視線を結合部へと下ろせば、赤黒いグロデスクな勃起物が上下する様子がありありと視界に飛び込んできた。

この狼を思うまま扱えれば、あの赤いのよりも面白いかもしれないわね

裂かれるように脱がされた衣服の山から、冷たい小瓶の感触が指先に伝わった。