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「時を数える ということをしたことはないのか?」

シルバーと名乗るこのハリネズミに出会ってから、数々の戦闘をこなし、無数のイブリースの配下を蹴散らしながら、いろいろな話をしてきた。
ふとしたことから、年齢の話になったのだが、本人は生まれの年も、日にちも全くもってわからないのだという。
「今がどんな季節で、どういう時期なのか なんてことは、もうはるか昔にわからなくなっちまって・・・・。時計っていうものもないし、この空じゃあ・・・・」
見上げた空には暗雲が厚く垂れ込め、確かに今が昼なのか夜なのかも全くといっていいほどわからない。

「では、イブリースとお前が戦ってきた年月というのも・・・・」
「わからないな・・・俺が生まれたときには、もうイブリースはこの世界にいて、どこもかしこも炭だらけだったから・・・」
「・・・・そうか・・」

どれだけの時間を、このハリネズミの若者はたった一人で戦ってきたのだろうか。

その積み重ねられた戦いの月日を、私の力で断ち切ってやることができたのなら。

それがこの世界に来た私の使命なのかもしれないと、密かな決意を胸に抱いた。


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無題
ブレイズさんがかっこいい!!!

そしてシルバーの薄幸さがすばらしい
EVI 2009/05/27(Wed)00:46:03 編集
無題
こうしてブレイズとシルバーの絆が深まっていくんですね…!
強いブレイズさんはやっぱり素敵だなあと思いました。
pos 2009/05/27(Wed)01:06:24 編集
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