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お題:マリーナ エクスカリバーソニック 愛してる



この世界に、私の幸福はない。知り得た未来しか広がらない世界に、美しさなんて無い。
形も無く粉々に砕かれた方が、まだ美しいというもの。
だから、壊すの。貴方に抱いてしまった想いも、凍らせて、粉々に砕け散って。
「貴方に分かる・・・?わからないでしょうね、この絶望も悲しみも。ええ、全て私が壊すの。
こんな世界、美しくも何ともない。美しいままの姿で、ずっと止まってしまえばいいのよ」
瞳から溢れる涙は、血の深紅とも、闇の漆黒とも見える。
失望、絶望に打ちひしがれた、永遠を知る魔女の想い。
「・・・さあな。分かりたくもないな。俺はただ、お前を止める。この世界を救う。ただそれだけだ」
その力を、聖兼が貸してくれている。俺は今この瞬間、この世界の王なのだ。
「聖剣の力を得た王として、俺はこの世界を守る。勿論、マリーナ・・・お前のことも」
「・・・ふふ、そうやって貴方は何でも簡単に口にして、簡単にこなしてしまう・・・。
貴方は本当に、この世界の王に相応しい人材・・・」
負の感情に満ちた波動が、王に襲い掛かる。聖剣で薙ぎ払い、再び対峙する王に、魔女は微笑みかけた。
「貴方は、私に新しいことをいくつも教え、気づかせてくれた。・・・新しい感情も・・・。
けれど、それだけではこの世界を変えられないのよ。駄目なの、これじゃあ・・・」
「お前がそうやって諦めているうちは、本当に駄目だろうな。
大切な何かを、そうやって次々を失っていっていることにも気づかないようじゃあな」
今の彼女は、絶望に殺されている。ならば、その雲を薙ぎ払ってやればいい。
「・・・もう、いいの。貴方ももう、いいわ・・・。私は私のすべきことをする・・・!」
美しい髪に、黒い雫が落ちる。彼の皮肉と優しさが、死んだ心に突き刺さる。

・・・幸せに思えていた頃に帰りたい。けれど、許されないの。
愛しています、ソニック。・・・せめて、その命は私に下さい。





すいませんうろ覚えだったもんで怪しいです。


ギャグなんだけど、マリーナがちょっとビッ○かも・・・ちょっと注意/(^o^)\




「・・・マリーナ、本当にいいのか?明日には、俺は向こうに帰っちまうんだぜ?」
「だから、です。・・・私では嫌ですか・・・?愛しているんです、ソニック・・・一晩だけでいい、貴方のものにして下さい・・・」
「マリーナ・・・やっぱり俺は・・・」
「貴方が、欲しいんです・・・ソニック、貴方のその・・・す、素晴らしいエクスカリバーを・・・!」
「・・・は?」
「し、調べたんです・・・そういう風にも比喩するそうですね?まさしく王の貴方に相応しい比喩じゃないですか・・・さあ、貴方のエクスカリb」
「待て待て待て、それは思いっきり知識偏ってる!」
「今となってはそんなこと構いませんっ、さあ、ソニック・・・!もう、来てくれないのでしたらこちらから行ってしまいますよ?」
「う、wait!! お前も実は肉食系?!勘弁してくれってー!!」







不完全燃焼。(´・ω・`)
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