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僕の聖母よ。
君は天国で、幸せに暮らしているのだろうか。
「ねぇシャドウ、あの惑星に いつか一緒に行ってみたいわね」
展望室で毎日のように水の惑星を眺める彼女は、時折寂しそうな笑顔でそう呟いた。
生まれつき抵抗力のない彼女は、この箱舟の中ですら生きることままならぬ。
それでも希望を胸に笑顔を絶やさないよう生きる彼女は、他の何よりも美しかった。
シャドウ お願い、あの惑星に住む全ての人に…
白百合の花が一輪、花弁を散らす。
最期の時まで、彼女は笑顔を絶やさなかった。
箱舟が堕ちる。
彼女の愛する惑星を滅ぼさんと、崩壊の秒読みをあげていく。
奇跡の力で増幅された力を惜しみもなく差し出し、手首に填められた黄金を取り外した。
時空を歪め、箱舟が真空の宙へと放り出された。
白金の己の手に、柔らかな感触が触れた気がした。
これで、よかったんだろう…?
2008.8.20
君は天国で、幸せに暮らしているのだろうか。
「ねぇシャドウ、あの惑星に いつか一緒に行ってみたいわね」
展望室で毎日のように水の惑星を眺める彼女は、時折寂しそうな笑顔でそう呟いた。
生まれつき抵抗力のない彼女は、この箱舟の中ですら生きることままならぬ。
それでも希望を胸に笑顔を絶やさないよう生きる彼女は、他の何よりも美しかった。
シャドウ お願い、あの惑星に住む全ての人に…
白百合の花が一輪、花弁を散らす。
最期の時まで、彼女は笑顔を絶やさなかった。
箱舟が堕ちる。
彼女の愛する惑星を滅ぼさんと、崩壊の秒読みをあげていく。
奇跡の力で増幅された力を惜しみもなく差し出し、手首に填められた黄金を取り外した。
時空を歪め、箱舟が真空の宙へと放り出された。
白金の己の手に、柔らかな感触が触れた気がした。
これで、よかったんだろう…?
2008.8.20
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