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「これ、使ってみる?」

薄暗い部屋の中でルージュがとりだしたのは電動こけしとバイアグラ的な薬だった。
冷たいコンクリートの壁に繋がれたソニックの顔がみるみる青くなっていく。

「は、ハハ。it's joke!....right?」
「ちょっと、今の状況見てわかんないの?大マジよ、大マジ。こいつをアンタに飲ませて、こっちのぶっといのをアンタにぶち込むのよ。おわかりかしら?」
「HEEEELP!HEEEEEEEEEELP!」
「うるっさいわねー。ちょっと色香に惑わされてホイホイついてきたアンタが悪いのよ。」

そういうとルージュは素早くビンダッチーVをソニックに飲ませた。ソニックの愚息がビッキビキのガッチガチになる。流石膨張率300%とうたう商品ではある。
ルージュはデジカメのスイッチを入れ、録画の準備を始める。ルージュはこれがエミーに何万で売れるか考えていた。

「ルージュ!身体が、身体が熱いッ!はち切れちまう!」
「うるっさいわねー。男がびーびー言わないの。…あれ?」

ソニックの身体に異変が起きている。細い手足がたくましく太くなり、牙と剛毛がソニックを野生にみちびいている。
どうやらビンダッチーVは、ソニックの野生を呼び覚まし、ウェアホッグへの覚醒を促したのだった。
ウェアホッグはいとも簡単に鎖を引きちぎり、逃げるルージュの足を掴んだ。

「形勢逆転という奴だな…。」
「嘘…でしょ…?」

ソニックはビンダッチーVの効果か、はたまた自身の加虐心からか、ルージュをメチャメチャにしてやろうと思った。にんまりと笑い、言った。

「さて、何から使おうか、色々あるぜ。全部使うまで離しやしないさ。」
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野獣に道具を持たせるとは邪道なお話である。
しかし、知恵があれば道具は使えるもの。
それは鬼畜と呼べる行為にもなれる。


狼のそそり立つ雄を飲み込んで身体が悲鳴を上げそうだ。
呼吸もままならず、蝙蝠羽が力無くだらりと背中に張り付く。

目の前で野生の性欲そのものをさらけ出した狼が巨大な爪に似合わない小さな玩具を見せつけた。


「つ か う か ?」


喉の底から響く低い声を吐いた。
狼は返答も聞かずに鶉の卵のような玩具を排泄孔へとねじ込んできた。


悲鳴が上がる。
噛まれて赤い痕が付いた胸が揺れた。


狼は雄叫びのような笑いを上げて身体を貪り始めた。
「シャドーーーーーーーーーウ!!」

怒声と共に、大量の食器がシャドウの方向へ飛んできた。
シャドウは静かに瞳を閉じ、彼の力が真紅の矢となり、全てを撃ち落す。
シルバーとシャドウの間には、木っ端微塵にされた陶器の欠片が降り積もった。

「…フン、これ位で僕を倒そうなどと思っているのではないだろうな」
「っ……シャドウ、てめぇ!!」

己を弾丸のようにし、シルバーが真っ直ぐシャドウへと飛んでくる。
音速を超える速度でシャドウの姿がぶれる。
キョロキョロとあたりを見回していると、背後から頭に足蹴が見舞われた。

「甘い。そんなんだから普段力尽きるんだ」
「くっ…そ…」

口元に広がった鉄の味を確かめながら、シルバーがまた集中を高める。
対峙するシャドウもまた、その右手に緋色を纏っていた。








「酢豚にパイナップル入れるなって言っただろー!!」
「好き嫌いは良くないとあれ程言ったじゃないか!」










2008.8.20
マリア
マリア

ぼくはきみをまもりたかった

マリア

きみのさいごのちいさなのぞみさえ
ぼくはたがえてしまっていた

マリア

つみぶかいぼくを

マリア

どうかゆるしてほしい

マリア
だいすきなマリア

ぼくに

ちからを

マリア

ぼくは
きみのすきなあのほしに
ふりそそぐひかりとなって

きえるそのときに
きみの
えがおが


-------
YuU
みじかいですねぇ…
僕の聖母よ。
君は天国で、幸せに暮らしているのだろうか。



「ねぇシャドウ、あの惑星に いつか一緒に行ってみたいわね」

展望室で毎日のように水の惑星を眺める彼女は、時折寂しそうな笑顔でそう呟いた。
生まれつき抵抗力のない彼女は、この箱舟の中ですら生きることままならぬ。
それでも希望を胸に笑顔を絶やさないよう生きる彼女は、他の何よりも美しかった。


シャドウ お願い、あの惑星に住む全ての人に…


白百合の花が一輪、花弁を散らす。
最期の時まで、彼女は笑顔を絶やさなかった。









箱舟が堕ちる。
彼女の愛する惑星を滅ぼさんと、崩壊の秒読みをあげていく。
奇跡の力で増幅された力を惜しみもなく差し出し、手首に填められた黄金を取り外した。

時空を歪め、箱舟が真空の宙へと放り出された。
白金の己の手に、柔らかな感触が触れた気がした。



これで、よかったんだろう…?









2008.8.20
力がほしいと思った。
彼女をあらゆるものから守りたいと思った。
病からも孤独からも運命からも、薄暗い世界からも、守りたいと思った。

「シャドウ……」
神々しいまでの輝きに包まれた手を、そっと、何時も通りの血管さえ透ける雪色肌が覆う。
彼女の細い指先に比べ、大きく広い掌で握り返す。
「マリア」
マリアの青く澄んだ瞳に、力強く恒星のように輝く己の姿を確かめる。
君を守るための力。君のための力。
光をまとったこの誇らしい僕を見てくれ。
「マヨネーズ……」
「何を言っているんだ」
「ああ、マヨネーズが食べたい……」
ぺたぺたとマリアが腕を撫で始めた。
「脂質も卵アレルギーも知らない。ああ、マヨネーズが食べたい」
病による食事制限は一ヶ月以上も続いていた。マリアがぺたぺたと撫でてくる。
「まよねーずぅ……」
「ははっ…! やめろマリア! くすぐったい!!」
金色の被毛に指先がもぐる。ふわふわとくすぐる。地肌がくすぐったさで震える。
身をよじり抜け出すと、悪戯っぽく青い瞳が細くなった。
「怖い顔してた」
鼻先を親指と人差し指で摘み、マリアが笑う。
マリアとソニック“怖”


シャドウの意識に迷い込んだ。
概ねそれで間違いなのだろう。
俺もシャドウも気を失って意識だけがお互いに飛んでしまった。
例によってカオスエメラルドが引き起こす奇跡には
制限が無いと、思い知らされる。
オレの見ているシャドウの意識にある光景は冷たく無機質な
白に満たされ、窓の外に広がるの延々と続く黒と散りばめられた銀の粒、
――スペースコロニー・アーク。
そして鳴り止まない銃声と悲鳴とも咆哮とも解らない怖ろしい音が
少しづつ、しかし確実に迫ってくる、そう、
オレはこれからシャドウの意識の中で最も怖ろしい光景を目にする事だろう。
オレ背後を付いて来る彼女の顔は不安で今にも押しつぶさせれそうになってた。

「心配するなマリア! オレ…僕が側にいるっ!」

「シャドウ?」

「とにかく今は走ろう、きっと大丈夫だから…」

何も出来ない事は百も承知だ。
それでも走るんだ、オレが彼女にしてやれる事はそれぐらいしかない。

昨夜シャドウが寝言を言っていた。
シャドウのやつ、ガラにもなく微笑んだり、苦しそうな顔をしたりして正直気味が悪いと思ったが、「マリア」という名前の相手について酷く興味が湧いた。

朝になって問いただす。するとあいつはまたガラにもない表情を浮かべ「金髪の、美しい人だ」とだけ答えた。

金髪の、美しい人。
金髪の、美しい、
金髪の、うつくしい、
きんぱつのうつくしいまりあ

何故だかその人のことを、一日妄想していた。

俺はもちろん会ったことなどなくて、人間の「美しさ」の度合いなどよくわからなくて、
だとするとそのマリアという人は、どういう匂いでどういうカタチで、などと、首から下のことばかり想像してしまっていた。

マリア、マリアかぁ。シャドウはその人でヌイたんだろうか。聞いたら殺されるな、多分。

目を閉じて想像の中、胸の膨らみを揉みしだく。乳首は薄い桃色で、そうだな、大きさはフツー。エミーよりはあるだろう。笑。
体毛のないつるりとした人間の肌は撫でれば心地よいだろうか。と、俺は手袋を片方外し、自分のペニスを弄った。こんなカンジか。ワレメは芳しいだろうか。性器の、構造は? 指を出し入れして、舌を這わせて、どんな、味で。

甘臭い肉の妄想で頭がいっぱいになる。そうなるとペニスを扱く手の動きはリズミカルになっていって、そろそろ達しようという頃だ。
悪いなシャドウ。お前に黙って、俺はこっそりお前の大事な人を穢している。笑。頭の中でナニしようが、俺の勝手だからさ。笑、笑。

「……っ」

人間でオナニーしたのは初めてかもしれない。しかも見たことない人。

俺はつい出した精液を手で受け止めた。手袋にかかり、しまった、と思った。
なんで両方外さなかったんだ、俺。





080820shanghairuby ha hentai desu
一体、どうしたというのだ。「こんな風に」なってしまったソニックを私は見た事がない。名前をどんなに呼んでもなだめても、ソニックは「いつもの」ソニックに戻ろうとしない。
噛み締めた歯のせいで、口端から血が滲んでいるのが見える。拳は既にボロボロで、痛みは感じないのだろうか、いいえ、痛いに決まっている。「怒り」とは、こんなにまで彼を変えてしまうのか。

ここには私と、彼しかいない。既に破壊された敵のメカが廃棄場のようにスクラップにされている。もう動かないのに、彼は攻撃を止めない。
私は、一歩、二歩とたじろいだ。彼を正気に戻さなくてはならない。しかしどうしたら。彼は私を仲間である、と認識するだろうか。名前を呼んで、振り返っ た瞬間、瞬きをすることもできないまま彼に攻撃されてしまったら。そう考えると怖くて怖くて、なぜこのような大役を担わねばならないのかと嫌気さえさして しまう。


喉が上下に揺れて、飲みたくない唾が胃へ下る。


「ソニック……もう、やめ」
蚊の鳴くような声で呟いたのに。彼はぐらりとこちらを振り向いた。燃えさかる目に私の姿が映る。酷く、怯えている。
「もう、やめるんだ、ソニック……私が、わからないのか」
わかってるさ、と瞬間移動したかのように彼の息が私の睫を擽った。
「異界の皇女さまだろう?」

(異常だ……)
私はそう認識した。鼻につく雄の匂いが私の雌としての反応を呼び起こす。
彼の動きは速過ぎて、私は自分の服が裂かれ、肌蹴た事に気づくのにかなり時間がかかった。
「い、いやぁ……っ」
怖かった。こんなに私は、弱かった?
見据えられ、動けない。丸見えの胸も隠せない。
「ふ、ちっちゃい胸」
愚弄されたのに、反論もできない。
「アンタを抱いたら、元に戻れるかもな」

股間に押し付けられたグロテスクな性器。本でしか、見たことなくて、
「わ、たしで、戻れるの、な、ら」
恐怖はいつか好奇心によって縛られた。





080820shanghairuby
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