新しいカテゴリーに名前を登録後、自分の作品投稿の際にカテゴリーをつけてください。
題名には、キャラとお題も入れてください。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ちょっとさげ まったくエロくないが。
PR
「時を数える ということをしたことはないのか?」
シルバーと名乗るこのハリネズミに出会ってから、数々の戦闘をこなし、無数のイブリースの配下を蹴散らしながら、いろいろな話をしてきた。
ふとしたことから、年齢の話になったのだが、本人は生まれの年も、日にちも全くもってわからないのだという。
「今がどんな季節で、どういう時期なのか なんてことは、もうはるか昔にわからなくなっちまって・・・・。時計っていうものもないし、この空じゃあ・・・・」
見上げた空には暗雲が厚く垂れ込め、確かに今が昼なのか夜なのかも全くといっていいほどわからない。
「では、イブリースとお前が戦ってきた年月というのも・・・・」
「わからないな・・・俺が生まれたときには、もうイブリースはこの世界にいて、どこもかしこも炭だらけだったから・・・」
「・・・・そうか・・」
どれだけの時間を、このハリネズミの若者はたった一人で戦ってきたのだろうか。
その積み重ねられた戦いの月日を、私の力で断ち切ってやることができたのなら。
それがこの世界に来た私の使命なのかもしれないと、密かな決意を胸に抱いた。
シルバーと名乗るこのハリネズミに出会ってから、数々の戦闘をこなし、無数のイブリースの配下を蹴散らしながら、いろいろな話をしてきた。
ふとしたことから、年齢の話になったのだが、本人は生まれの年も、日にちも全くもってわからないのだという。
「今がどんな季節で、どういう時期なのか なんてことは、もうはるか昔にわからなくなっちまって・・・・。時計っていうものもないし、この空じゃあ・・・・」
見上げた空には暗雲が厚く垂れ込め、確かに今が昼なのか夜なのかも全くといっていいほどわからない。
「では、イブリースとお前が戦ってきた年月というのも・・・・」
「わからないな・・・俺が生まれたときには、もうイブリースはこの世界にいて、どこもかしこも炭だらけだったから・・・」
「・・・・そうか・・」
どれだけの時間を、このハリネズミの若者はたった一人で戦ってきたのだろうか。
その積み重ねられた戦いの月日を、私の力で断ち切ってやることができたのなら。
それがこの世界に来た私の使命なのかもしれないと、密かな決意を胸に抱いた。
「お前にいいもん見せてやるよ。ほら」
といいながらソニックは持っていた大きな宝石を僕へ投げてよこした。
王と呼ばれるのを嫌い、ソニックと呼べと命令されては仕方がない。
大きく弧を描いて飛んでくるそれをやすやすと受け取ると、僕はその美しい宝石に目を奪われた。
「これは・・・・」
世界中どこを探せば、こんなに力の溢れた石が見つかるというのだろうか。
カットされたその石は、どの宝石よりも強い魔法の力を感じることができた。
マリーナやガラハッドほど、魔法の力には長けてはいないが、僕も魔法の一旦は使うことができる。
ましてや、このような力の溢れた石があるとは脅威だった。
「これはいったい・・・どこで手に入れたのだソニック」
「ん?これは俺が住んでる世界にあるもんだよ。今日はたまたま持ってたからさ。持って来ちまったんだ。」
ソニックは数日こちらの世界に滞在しては帰るという、気ままな生活が気に入っているようで、こちらのものを持って帰ったり、あちらの世界のものを持って帰ってきたりと、たいそうこの状況を楽しんでいる様子だった。
「こんなものをこちらの世界に持ち込まれては困る・・・! 君はこの石がどれだけの力を持つのか、感じられないわけではないだろう?」
「いいじゃないか別に 減るもんじゃないし」
「減る所か、こちらの世界の魔法の力が増幅されるかもしれないぞ。コレだけの力がそちらの魔法のない世界で使われているなら、こちらの世界でどういう影響が・・・・」
と、言い終わるか言い終わらないかのうちに、少し離れた場所からドカーンという音と共に、大きくきのこのような煙と、女性の悲鳴がセットになって聞こえてくる。
「・・・・・・・あ・・・さっきマリーナに一つ貸した・・・・」
「なっっ!!何だと?!何ということを!!」
「いやあ、だって、研究してみたいです 王様! なんて、キラキラした目で言われたらだめなんて言えないじゃないかー」
肩をすくめて、いたずらっぽくごまかしても無駄だ。
「たわけ!早くいって手助けせんか!」
王の手の中にある剣が大声をあげる前に、僕は走り出す。
先ほど受け取ったこの巨大な力のある石の存在を手に感じながら、僕は王より一足先に、大きな煙の前で呆然となっているであろう、若き宮廷魔術師の下へと急いだ。
といいながらソニックは持っていた大きな宝石を僕へ投げてよこした。
王と呼ばれるのを嫌い、ソニックと呼べと命令されては仕方がない。
大きく弧を描いて飛んでくるそれをやすやすと受け取ると、僕はその美しい宝石に目を奪われた。
「これは・・・・」
世界中どこを探せば、こんなに力の溢れた石が見つかるというのだろうか。
カットされたその石は、どの宝石よりも強い魔法の力を感じることができた。
マリーナやガラハッドほど、魔法の力には長けてはいないが、僕も魔法の一旦は使うことができる。
ましてや、このような力の溢れた石があるとは脅威だった。
「これはいったい・・・どこで手に入れたのだソニック」
「ん?これは俺が住んでる世界にあるもんだよ。今日はたまたま持ってたからさ。持って来ちまったんだ。」
ソニックは数日こちらの世界に滞在しては帰るという、気ままな生活が気に入っているようで、こちらのものを持って帰ったり、あちらの世界のものを持って帰ってきたりと、たいそうこの状況を楽しんでいる様子だった。
「こんなものをこちらの世界に持ち込まれては困る・・・! 君はこの石がどれだけの力を持つのか、感じられないわけではないだろう?」
「いいじゃないか別に 減るもんじゃないし」
「減る所か、こちらの世界の魔法の力が増幅されるかもしれないぞ。コレだけの力がそちらの魔法のない世界で使われているなら、こちらの世界でどういう影響が・・・・」
と、言い終わるか言い終わらないかのうちに、少し離れた場所からドカーンという音と共に、大きくきのこのような煙と、女性の悲鳴がセットになって聞こえてくる。
「・・・・・・・あ・・・さっきマリーナに一つ貸した・・・・」
「なっっ!!何だと?!何ということを!!」
「いやあ、だって、研究してみたいです 王様! なんて、キラキラした目で言われたらだめなんて言えないじゃないかー」
肩をすくめて、いたずらっぽくごまかしても無駄だ。
「たわけ!早くいって手助けせんか!」
王の手の中にある剣が大声をあげる前に、僕は走り出す。
先ほど受け取ったこの巨大な力のある石の存在を手に感じながら、僕は王より一足先に、大きな煙の前で呆然となっているであろう、若き宮廷魔術師の下へと急いだ。
ソニックが一度だけ、人工のカオスを見ていて、つぶやいたことがある
「こんな物見たら、あの娘はなんていうんだろうな
彼が指す、あの娘 というのが、どこの誰かなど、知りたいとは思わないが、
彼らしくないその態度に、少し興味が沸いたことは事実だった。
「見せたくない相手でもいるというのか
「ま。もう見せたくても見せられやしないし。見せたらきっと悲しむのはもう、目に見えてるし。
そんなことより・・・・
両の手からあふれる七色の光に包まれる。
体の底から沸き立つような力の波に、思考も感情も飲まれそうになる。
ソニックの力に呼応するかのように、その宝石は彼の周囲を舞う。
「悪いが俺は、アレが気に入らないんだ。全力で潰させてもらう。
言うが早いか、彼は光の矢となってあの醜い水の化身に突っ込んでいった。
今思えば・・・・
彼の態度が、見たこともない娘への 想いの現われと 思えてならなかった。
「こんな物見たら、あの娘はなんていうんだろうな
彼が指す、あの娘 というのが、どこの誰かなど、知りたいとは思わないが、
彼らしくないその態度に、少し興味が沸いたことは事実だった。
「見せたくない相手でもいるというのか
「ま。もう見せたくても見せられやしないし。見せたらきっと悲しむのはもう、目に見えてるし。
そんなことより・・・・
両の手からあふれる七色の光に包まれる。
体の底から沸き立つような力の波に、思考も感情も飲まれそうになる。
ソニックの力に呼応するかのように、その宝石は彼の周囲を舞う。
「悪いが俺は、アレが気に入らないんだ。全力で潰させてもらう。
言うが早いか、彼は光の矢となってあの醜い水の化身に突っ込んでいった。
今思えば・・・・
彼の態度が、見たこともない娘への 想いの現われと 思えてならなかった。
カテゴリー
最新記事
(08/26)
(07/31)
(07/31)
(07/31)
(07/31)
ブログ内検索
フリーエリア