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かっこいいな、と思った。
剣を携えた騎士達の、かっこいい戦いの姿。心が躍るっていうのは、こういう事なのかしら。
何より、その精神。冒険物語。忠義心。
明日「彼」にも話してあげよう、この古の物語を。きっと喜んでくれる。
その日、マリアは夢を見た。
騎士達が剣を翻し、戦う姿。まるで寝る前に見た物語みたいだ。
その中を駆け抜けていく青い風。
・・・あんな騎士、お話に出ていたかしら。
まあ、いいや。これは多分夢だもの。だからきっと、他のお話が混ざったのね。
マリアはそう思う事にした。
「かっこいいでしょ?」
話しかけてきたのは、一人のケモノの少年だった。
しっぽのふさふさした、キツネの男の子。騎士ではないけど、きっと関わりがあるんだろうな。
本当に、不思議な夢。
「うん、かっこいいわね」
「明日、誰かに話す?」
「分からないけど・・・でも、話したい人は一人居るわ」
「そうなんだ」
喜んでもらえるといいね。
だから、このお話をじっくり見ていって。少年はそう答えた。
ありがとう、優しいのね、マリアはそう答えた。
そうして、マリアは大切な「弟」にその夢物語を語って聞かせた。
ちょっと知っているお話とは違う気もするけど、夢だからきっと変じゃないよね。
「アーサー王物語、か。僕も読み聞かせられたな」
少し、違う話も教えられたけど。
シャドウはソニックにそう答えた。
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