忍者ブログ
新しいカテゴリーに名前を登録後、自分の作品投稿の際にカテゴリーをつけてください。 題名には、キャラとお題も入れてください。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

知らなかった。
彼の声がここまで甘いものであると。

知らなかった。
自らの力を解放するこの光が、まるで溶け出すチョコレートのように、感覚まで溶かしてしまうことも。

知らなかった。
自分が、彼にここまで堕ちていたとは。




「ソニッ…ああっ」
「シャドウ…」
「やっ、ソニック…っ!ん、ふ」


ぬるりと割り入って絡む舌。
身体のラインをなぞる指。
きらり、と、エメラルドの光が視界に紛れ込む。

自分が何をしてるかはわかっている。が、なんだかふわふわと高揚した気分であることも確かで。
その気持ちは甘く砂糖菓子のよう。

今はひたすら彼が欲しい。


「んっ、んっ!は、ソニック…っ」
「…気持ちい?シャドウ」
「ソニック…何、考えて…っ」
「バトルばかりも、つまらないだろ?」
「んんっ…うあ、…僕たち、は、…勝負を、して…」
「一回お預け」


下半身に舌を這わす。
びくりと震える肢体はきらきらと輝いたまま。
自分も、感覚に飲み込まれていく。


「…甘い、」
「っは…んな、バカな、…こと、」
「甘いんだよ」


病みつきになるお菓子のようだ。
クスリに例えてもいいくらい、虜にされる。

どくりと放たれた白濁を容易く飲み込む。
苦いはずのそれは甘かった。甘く感じた。

そっと抱き寄せて囁いた。


「…いただきます。」

PR
<< 前のページ  [1]  [2]  [3]  [4HOME
最新コメント
[10/15 章屋]
[10/09 恵梨香]
[08/20 なる]
[08/04 ゴチ]
[08/04 ゴチ]
ブログ内検索
フリーエリア
バーコード
忍者ブログ [PR]

Template by テンプレート@忍者ブログ